製品FAQ|よくある質問

ゼラチン

ゼラチンは動物の骨・皮(牛・豚・魚など)に含まれるコラーゲンを温水で加熱・抽出する事で得られる純粋なタンパク質です。
ゼリー強度(固める力)、原料由来その他の違いがあります。こちらをご参照ください。
リーフ(板)ゼラチンはこちら
(https://jeleaf.co.jp/products/gelatin-leaf.html)
パウダー(粉末)ゼラチンはこちら
(https://jeleaf.co.jp/products/gelatin-powder.html)
顆粒ゼラチンはこちら
(https://jeleaf.co.jp/products/karyu-gelatin.html)
ゼラチンをふやかしましたか?
パウダー(粉末)ゼラチンは、ゼラチン量の5倍の水で約10分間ふやかす必要があります。その後、固めたい材料(液体)を50~60℃に温め、その中にふやけたゼラチンを溶かし入れます。
リーフ(板)ゼラチンは、十分な冷水でふやかす必要があります。その後、水気をきったら50~60℃に温めた固めたい材料(液体)に溶かし入れます。
顆粒ゼラチンは、ふやかす必要がなく固めたい材料(液体)を50~60℃に温め、そのままゼラチンを振り入れ溶かします。

真新しい食器棚等で保存されていませんか?
食器棚の合板には有機溶剤が使われているものがあります。この有機溶剤中にあるホルマリンガスがゼラチンに吸着するとゼラチン分子が壊れて不溶性になります。

高温多湿の場所や直射日光のあたる場所で保存されていませんか?
ゼラチンは高温多湿を避け常温で保存してください。また、紫外線を大量に当てると不溶性になります。
ゼラチンは適量ですか?
ゼリーを作る時の標準使用量は、固めたい材料(液量)の2~3%です。ゼラチンの使用量が十分でないと固まりません。例えば、オレンジゼリーを作る時、200㏄のオレンジ果汁を使用するとゼラチンは4~6gとなります。
商品の種類によりゼリー強度(固める力)が違いますので、商品ページをご参照ください。

生のパイナップルやキウイフルーツなど南国系の果物を使用していませんか?
これらの果物はタンパク質を分解する酵素を含んでいるため固まらなくなります。ご使用の際は、缶詰品をご使用になるか、あらかじめ加熱処理をして酵素を失活させてからご使用下さい。その他にもマンゴー、いちぢく、梨、メロン等のご使用の際にもご注意下さい。

酸味の強い果物を使用していませんか?
レモンやグレープフルーツ、梅などの果汁は、酸味が大変強い為、ゼリーを柔らかくしてしまいます。これらの材料をご使用の際は、ゼラチンの使用量を多めにしてください。

冷蔵庫へ入れて冷やしましたか?
通常のゼリーは冷蔵庫で2~3時間冷やす必要があります。(液量が多い場合は固まるまでに3時間以上要する場合もあります。)

ムースやババロアが2層に出来上がってしまいます。
ゼリーの要領でムースやババロアを作ると、ゼリー部分と泡の部分が分離してしまいます。ゼラチンを十分に溶かしたら、氷水の入ったボールなどにあててとろみが出るまで冷やし、泡の部分と混ぜ合わせてください。
製造時にある一定の穴が開いたザルのような篩い(ふるい)を通し、その穴を通過したゼラチンは合格となります。そのため、粒度は一定ではなくバラツキがあり、製造LOTごとに規格範囲内で異なります。
ゼラチンの原料は天産物(牛や豚の骨・皮など)です。そのため、色目は一定ではなくバラツキがありますが、品質上の問題はありません。
ゼラチンの原料は天産物(牛や豚の骨・皮など)です。そのため、においは一定ではなくバラツキがありますが、品質上の問題はありません。
弊社のゼラチンは製造日から3年間です。(但しプラスゼラチンは製造より2年間です。)
高温多湿を避け常温で保存してください。開封後は密封状態で高温多湿を避けて保管し、お早めに使い切ってください。
ゼラチンはタンパク質を多く含む食品です。タンパク質摂取の制限がある方は医師にご相談ください。
ゼラチンで固めたゼリー等は寒天やカラギーナンと比べて、体温以下の低温で溶ける為、口当たりが良く菓子としての食感だけでなく嚥下介護食としても優れています。また、ゼラチンゼリーは多糖類の硬いゼリーに比べてしなやかで、使用量を調節する事で、柔らかなものから弾力のあるものまで容易に作る事ができます。
リーフは1枚の重量が決まっており計量が不要です。また、水切りしやすくきれいに溶けるため、なめらかなゼリーが作れます。
パウダーは使用量が多い場合におすすめです。水でふやかしてから50~60度の材料に溶かして使用します。
顆粒はリーフ、パウダーとは異なりふやかす作業が不要です。50~60度の材料にそのまま振り入れてご使用いただけます。
エネルギー347kcal、水分11.3g、タンパク質87.6g、脂質0.3g、炭水化物0g、灰分0.8g、食塩相当量0.7g
※100g当たり 日本食品標準成分表(八訂)による推定値